ワインエキスパート概論05|ロゼワインとオレンジワイン編
ワインエキスパートの学習では、赤・白だけでなく、ロゼワインやオレンジワインの造り方も整理しておきたいポイントです。
今回は、ロゼワインの3つの造り方と、オレンジワインの特徴をシンプルにまとめます。
ロゼワインとは
ロゼワインは、赤ワインと白ワインの中間のような見た目をしたワインです。
やわらかな色合いが特徴ですが、造り方は1つではありません。
大きく分けると、3つの方法があります。
直接圧搾法
1つ目は、黒ブドウを使い、白ワインと同じような流れで造る方法です。
黒ブドウを使いますが、果皮と果汁を長く接触させずに仕込むため、色はあまり濃くなりません。
この方法で造られたロゼワインは、淡いピンク色やさくら色になりやすいのが特徴です。
セニエ法
2つ目は、黒ブドウを使い、赤ワインと同じ流れで造りながら、醸し期間を短くする方法です。
赤ワインは果皮と一緒に発酵させることで色やタンニンを引き出しますが、ロゼではその時間を短くすることで、赤ほど濃くなりすぎないように調整します。
この方法で造られたロゼワインは、直接圧搾法に比べて
- 色がやや濃い
- タンニンも少し感じやすい
という特徴があります。
【図解】製法別ロゼワインの色の違い

ブレンド法
3つ目は、赤ワインと白ワインをブレンドして造る方法です。
とても分かりやすい方法ですが、EUでは基本的に禁止されています。
ただし例外があり、シャンパーニュのロゼでは、この方法が使われることがあります。
つまり、ブレンド法は一般的なロゼワインでは基本ではないものの、特定の産地では認められている方法です。
オレンジワインとは
オレンジワインは、白ブドウで赤ワインのように造るワインです。
通常の白ワインは果汁だけで仕込みますが、オレンジワインでは白ブドウを果皮ごと醸すことで造られます。
まとめ
今回のポイントは以下のとおりです。
- ロゼワインには3つの造り方がある
- 直接圧搾法は淡いピンク色になりやすい
- セニエ法は短い醸しによって、やや濃い色と少しのタンニンが出やすい
- ブレンド法は赤ワインと白ワインを混ぜる方法
- ただしブレンド法はEUでは基本的に禁止
- オレンジワインは、白ブドウを果皮ごと醸して造る
以上、本日の学びでした。
参考文献:「ゼロからスタート! 紫貴あきのソムリエ試験1冊目の教科書」

