同期処理と非同期処理の違いとは?身近な例で分かりやすく解説
システムの話をしていると、同期処理や非同期処理という言葉が出てくることがあります。
少し難しそうに見える言葉ですが、考え方はとてもシンプルです。
ざっくり言うと、
- 同期処理は、終わるまで待つやり方
- 非同期処理は、待っている間に別のことができるやり方
です。
言葉だけで覚えようとすると少し分かりにくいのですが、身近な場面に置きかえると、意外とイメージしやすくなります。
今回は、日常の例を交えながら、同期処理と非同期処理の違いをやさしく整理してみます。
同期処理とは
同期処理は、1つのことが終わってから、次に進むやり方です。
たとえば、コンビニのレジをイメージすると分かりやすいです。
前の人の会計が終わるまでは、自分の会計は始まりません。
順番に1つずつ進んでいきます。
これが、同期処理に近い考え方です。
同期処理のイメージ
- 前の処理が終わるまで待つ
- 順番に進む
- 流れがシンプルで分かりやすい
システムの世界でも、順番が大事な処理ではこの考え方がよく使われます。
非同期処理とは
一方で非同期処理は、処理が終わるのを待っている間に、別のことも進められるやり方です。
たとえば、フードコートの呼び出しベルが分かりやすい例です。
先に注文だけ済ませて、料理ができるまでは席で待てます。
その間に水を取りに行ったり、荷物を整理したりできます。
料理ができたらベルが鳴って、受け取りに行けばOKです。
これが、非同期処理のイメージです。
非同期処理のイメージ
- 処理を始めたあと、ずっと待ち続けなくてよい
- 待っている間に別のことができる
- 終わったタイミングで結果を受け取る
普段使っているスマホアプリやWebサービスでは、
使いやすさのために非同期処理がよく使われています。
システムではどう使い分けられているのか
同期処理と非同期処理は、どちらが良い・悪いという話ではありません。
場面によって向いている使い方が違う、というイメージです。
同期処理が向いている場面
同期処理は、順番が大切な処理に向いています。
たとえば、
- ログイン
- パスワード確認
- 決済
- 入力内容のチェック

確認が終わる前に次へ進んでしまうと困っちゃうもんね!
非同期処理が向いている場面
非同期処理は、少し時間がかかる処理に向いています。
たとえば、
- 画像のアップロード
- メール送信
- 通知の受け取り
- データの読み込み
こうした処理をすべて「終わるまで待つ」形にすると、使う側はかなり不便です。
そのため、待ち時間のあいだも操作できるように、非同期処理が使われることがあります。

待つことができる時間にも制限があって、ずっと待ってくれる訳ではないよ!
違いをシンプルにまとめると
| ー | 同期処理 | 非同期処理 |
|---|---|---|
| 概要 | 終わるまで待つ | 待ちながら別のことができる |
| 身近な例 | コンビニのレジ | フードコートの呼び出しベル |
| 向いている場面 | 順番が大事な処理 | 時間がかかる処理 |
最初は、この表のイメージだけでも十分です。
難しく考えすぎなくて大丈夫
システムの言葉は、どうしても少し固く見えます。
でも、日常の動きに置きかえると、意外とシンプルです。
- 同期処理=順番に進める
- 非同期処理=お願いしておいて、その間に別のことができる
このくらいの感覚で捉えると、かなり理解しやすくなります。
用語を覚えることよりも、どういう場面のことを指しているのかをイメージできることの方が大切だと感じます。
まとめ
同期処理と非同期処理の違いは、終わるまで待つかどうかです。
同期処理は、前の処理が終わってから次に進みます。
非同期処理は、処理が終わるのを待つあいだに別のことも進められます。
少し難しそうに見える言葉ですが、コンビニのレジやフードコートの呼び出しベルのように、身近な例に置きかえるとイメージしやすくなります。
システムの仕組みは難しく感じることもありますが、日常の動きとつなげてみると、ぐっと理解しやすくなるはずです。

